第2回 日越ヘルスケア合同委員会の開催について

2024年12月18日(水)、ベトナム政府とのヘルスケア分野における協力覚書に基づき、第2回日越ヘルスケア
合同委員会を開催しました。

1.背景

 ベトナム(越)とは、「アジア健康構想(2016年7月健康・医療戦略推進本部決定)」の下、 2019年7月にベトナムのヘルスケア分野における協力覚書に署名しました。 また、「グローバルヘルス戦略(2022年5月健康・医療戦略推進本部決定)」においてはパートナーシップ国と位置付けられています。
 同覚書には、二国間協力の実行を監督するためのハイレベルな諮問機関として合同委員会を設置しており、2023年11月に第1回委員会を開催し(日本主催・オンライン)、今般が第2回委員会となります。

2.第2回ヘルスケア合同委員会の概要

  • 日   時    2024年12月18日(水)
    8時30分~11時55分(ベトナム時間)/10時30分~13時55分(日本時間)
  • 開 催 地    ハノイ
  • 参 加 者
  • • 日 本 側  鈴木秀生国際保健担当大使兼内閣府健康・医療戦略ディレクター 他、
    内閣官房健康・医療戦略室、厚生労働省、経済産業省、独立行政法人国際協力機構、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、一般社団法人Medical Excellence Japan、在ベトナム日本国大使館
  • • ベトナム側  グエン・ティ・トゥック保健副大臣、ダン・クアン・タン保健省国際協力局長 他、 保健省、国立栄養研究所、ハノイ医科大学、ホーチミン医科薬科大学、
    バクマイ病院、ベトナム老年病院
  • 議事内容    以下項目について、 協力覚書に基づく二国間協力の進捗状況を確認しました。
    • 高齢化
    • 栄養
    • 第三機関との連携可能性

 また、高齢化及び栄養関連の課題における日越協力のためのロードマップの素案についても議論を行い、今後両分野における二国間取組を進展させていくことを確認しました。
 更に、本年11月12日ハノイ、 11月14日ホーチミンに於いて、 内閣官房健康・医療戦略室が主催したイベントやMEV-MEJフォーラム(これまで4回開催)のような取組を通じて、両国の官民による対話を継続させること、官民が抱く問題意識を共有すること、 更には双方に利益のある協力案件を組成していくことの重要性を共有しました。

参考


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