掲載日:令和6年11月28日
内閣官房 健康・医療戦略室
アジア健康構想におけるベトナムとの協力覚書の下、 令和6年11月12日ハノイに於いて、「Viet Nam - Japan Population Aging and Nutrition Seminar(日越における高齢化・栄養課題に関するセミナー)」(内閣官房健康・医療戦略室、ハノイ医科大学病院共催)を実施いたしました。
ハノイでは昨年に引き続き2回目の開催となった本イベント(前回テーマは、医療ICTと高齢化:令和5年度Viet Nam - Japan Medical ICT and Aging Workshop開催報告)では、日本政府とハノイ医科大学病院との間で高齢化及び栄養関連の課題における日越協力のためのロードマップ(日本語版、英語版)を合意しました。また、日本企業8社(うち4社は前回も参加)が登壇し、ベトナムの高齢化及び栄養課題の解決に資する製品やサービスの紹介を行いました。本イベントにはハノイ医科大学病院をはじめとする医療関係者、政府関係者、民間企業等より174名(加えてオンライン参加89名)が参加しました。
開会では、鈴木秀生国際保健担当大使が、本イベントでの高齢化と栄養関連の課題に関するロードマップ合意を通じて日越間の協力を更に深化させ、高齢化と栄養に関する課題解決と相互理解の進展の期待を述べました。また、伊藤直樹在ベトナム日本国大使は、両分野における日越間の更なる連携強化への期待を示しました。ハノイ医科大学病院ヒュウ院長からは、日本政府及び日本企業との更なる協力関係緊密化への期待が述べられました。
その他、ベトナム老年病院、ハノイ医科大学病院、ベトナム国立栄養研究所より、ベトナムにおける高齢化及び栄養の現状と課題及び今後の期待、九州大学の肥後裕輝教授から日本の高齢化対策、神奈川県立保健福祉大学の五味郁子教授から日本の栄養対策に関する知見や経験が共有されました。
閉会では、ハノイ医科大学タイン副学長が、高齢化及び栄養への対策はベトナムの発展において重要であり、引き続き日本の知見を活かしていくべく両国の継続的な連携に対する期待を述べました。
日時 | 令和6年11月12日(火) ベトナム時間8:30-12:00、日本時間10:30-14:00 |
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開催場所 | ベトナム ハノイ ハノイ医科大学病院 |
プログラム |
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参加日本企業 ※50音順 |
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主催 |
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伊藤大使からハノイ医科大学病院ヒュウ院長へ協力ロードマップの手交 |
日越関係者の集合写真 |
H.E. Mr.Hideo Suzuki
Ambassador for Global Health, Executive Director for Healthcare Policy, Cabinet Office, Government of Japan |
H.E. Mr.Naoki Ito
Japanese Ambassador to Viet Nam |
Dr.Nguyen Lan Hieu
Director of Hanoi Medical University Hospital |
Dr.Tran Viet Luc Vice Director, National Geriatric Hospital |
Dr.Nguyen Thuy Linh Head of Department of Nutrition & Dietetics, Hanoi Medical University Hospital |
Dr.Nghiem Nguyet Thu Head of Clinical Nutrition and Dietetics Department, National Institute of Nutrition, Ministry of Healthl |
Dr.Ho Thi Kim Thanh Vice Principal of Hanoi Medical University |
Dr.Masa Higo
Head Researcher, Aging & Later Life Section, Kyushu University Institute for Asian & Oceanian Studies(Q-AOS) |
Dr.Ikuko Gomi
Professor, Kanagawa University of Human Services |
Ms.Marika Kataoka
Deputy Director, Office of Healthcare Policy, Cabinet Secretariat, Government of Japan |
日本企業からのプレゼン |