掲載日:令和7年3月28日
内閣官房 健康・医療戦略室
アフリカ健康構想の下、 令和7年3月11日(火)に、「アフリカ健康構想におけるガーナの保健課題解決に向けた知見共有会」(内閣官房健康・医療戦略室主催)を実施いたしました。
知見共有会には、ガーナをはじめとしたアフリカ諸国のヘルスケア市場に関心を有する企業、団体や政府関係者等102名(うちオンライン54名)の方に参加していただき、質疑応答や意見交換が活発に行われました。
第一部では、有限責任監査法人トーマツより令和6年度アフリカ健康構想調査事業の成果報告、経済産業省ヘルスケア産業課よりガーナ渡航ミッション・ガーナ訪日招へいミッションを紹介いただきました。また、有識者として、アフリカビジネス協議会事務局の佐藤隆正氏より西アフリカにおけるガーナのポジションと日本企業の取組について発表いただくとともに、独立行政法人国際協力機構の萩原明子氏よりガーナの保健課題やガーナ政府が注力する保健政策等についてご講演いただきました。
第二部では、SORA Technology株式会社よりスタートアップ企業としての西アフリカ戦略、シスメックス株式会社よりガーナを拠点としたビジネス展開と現地人材の育成についてご紹介いただきました。発表の後には、日本政府・関係機関として外務省、独立行政法人国際協力機構、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、アフリカ開発銀行から講評をいただきました。
最後に、鈴木秀生国際保健担当大使は、ガーナで母子保健や感染性疾患等の従来の保健課題に加え非感染性疾患が増加する中で、スマートフォンやフィンテック等のICT技術が飛躍的に普及する市場環境や、若年層の増加がビジネス拡大の強みとなることに触れ、日本企業の製品・サービスがガーナの保健課題の解決に貢献できることへの期待を述べました。また、TICAD9を好機と捉え、日本企業のアフリカ保健分野での成果の発信に力を入れていく旨を述べました。
セミナーの後には、会場にて交流会を実施し、参加者同士のネットワーキングや今後のガーナ及びアフリカでのビジネスに関する意見交換が活発に行われました。
日時 | 令和7年3月11日(火) 16:30 - 19:30 ※現地参加のみ、セミナー後に交流会を実施 |
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開催場所 | ハイブリッド形式 会場:ベルサール神田 3階Room1 |
プログラム |
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登壇者 ※登壇順 |
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主催 | 内閣官房 健康・医療戦略室 |
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集合写真 |
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櫻井理 有限責任監査法人トーマツガバメント&パブリックサービシーズ シニアマネジャー |
水口怜斉 経済産業省ヘルスケア産業課 課長補佐 |
鈴木秀生 国際保健担当大使 |
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佐藤隆正 アフリカビジネス協議会 事務局長 |
萩原明子 独立行政法人国際協力機構 国際協力専門員(保健) |
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日本企業からのプレゼンテーション |
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会場の様子 |
参加者交流会の様子 |