バイデン次期米国大統領との電話会談についての会見

令和2年11月12日
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 先ほど、バイデン次期米国大統領と初めて電話会談を行い、同次期大統領及び女性初となるハリス次期副大統領の選出、に祝意を伝えました。
 さらに、私から、日米同盟は、厳しさを増す我が国周辺地域、そして国際社会の平和と繁栄にとって不可欠であり、一層の強化が必要である。その旨、また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日米で共に連携していきたい、こうした趣旨を申し上げました。
 バイデン次期大統領からは、日米安保条約第5条の尖閣諸島への適用についてコミットメントをする旨の表明があり、日米同盟の強化、また、インド太平洋地域の平和と安定に向けて協力していくことを楽しみにしていく旨の発言がありました。
 また、コロナ対策や気候変動問題といった国際社会共通の課題についても、日米で共に連携していくことで一致しました。
 拉致問題への協力も、私から要請いたしました。
 バイデン次期大統領と共に、日米同盟の強化に向けた取組を進めていく上で、大変意義のある電話会談であったと思います。
 訪米については、今後しかるべきタイミングで調整することになると思いますが、できる限り早い時期に一緒に会おう、ということで一致いたしました。

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