平成30年11月2日(金)午前

 
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閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件等33件と法律案、人事が決定されました。

世界遺産登録の推薦について

 世界遺産については、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」及び「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、それぞれ科学委員会、文化審議会において、遺産の価値及び保全方策等について、世界遺産登録への推薦に値する、このように評価されております。その上で、2020年からは世界遺産委員会及び登録審査が各国1件に制限される。このことを踏まえ、いずれを推薦候補とするか検討した結果、政府としては、奄美・沖縄を今年度の推薦候補とすることにいたしました。いずれの遺産もそれぞれ固有の価値があり、甲乙つけがたい面がありますが、自然遺産の候補案件は優先的に審査対象にされること、諮問機関から既に評価が発表されている案件であると、こうしたことを踏まえ、奄美・沖縄に決定した次第であります。政府としては、奄美・沖縄の世界遺産登録に向けて、全力を尽くしてまいります。

カボレ・ブルキナファソ大統領及び同令夫人の来日について

 18日から22日の日程で、カボレ・ブルキナファソ大統領及び同令夫人が公式実務訪問賓客として訪日されます。滞在中、天皇皇后両陛下は、同大統領及び同令夫人と会見されます。また、安倍総理は、同大統領と会談を行うとともに、総理夫妻で夕食会を主催する予定であります。カボレ大統領は、今回が大統領として初めての訪日となります。今回の訪日が、我が国とブルキナファソの友好・協力関係を一層深めることになることを期待いたしております。

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