第2回 日・フィリピンヘルスケア合同委員会の開催について(結果)
日・フィリピンのヘルスケア分野の協力覚書に基づき、2023年3月17日(金)に第2回 日・フィリピンヘルスケア合同委員会が開催されました。
- (合同委員会に臨んだベルヘーレ保健大臣代行(左)と伊藤国際保健担当大使(右))
1.背景
我が国は、ヘルスケア分野における我が国の民間事業者等の優れたサービス・製品の提供により、アジアにおける健康長寿社会の実現と持続可能な成長を目指す「アジア健康構想」(2016年7月健康・医療戦略本部決定)を提唱しています。
「アジア健康構想」の下、アジアの6か国と二国間の協力覚書(MOC)に署名しました。
フィリピンとは2019年2月にMOCに署名し、MOCに基づく両国政府間のハイレベルの対話の場としてヘルスケア合同委員会を設置し、第1回委員会を2020年9月に開催した(日本主催、オンライン)。
今般、第2回ヘルスケア合同委員会が開催されました。
2.第2回ヘルスケア合同委員会の概要
- 日 時:2023年3月17日(金)10時~12時30分(現地時間)
- 開催地:マニラ
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- 参加者
- 日 本 側:伊藤直樹 国際保健担当大使/内閣府健康・医療戦略ディレクター 他、外務省、
厚生労働省、経済産業省、国際協力機構、海外交通・都市開発事業支援機構
- フィリピン側:マリア・ロサリオ・ベルヘーレ保健大臣代行 他、保健省、外務省
食品医薬品局、基地転換開発公社、フィリピン大学
- 議事内容
下記の5項目について、MOCに基づく両国間の協力の進捗状況を確認するとともに、今後の両国間の取組の協調を一層進めていくことを確認しました。
- ①ICTの活用促進
- ②官民の知見の共有と官民連携の促進
- ③先端医療技術の導入促進
- ④UHCの実現
- ⑤高齢者介護分野の人材育成
(参考)協議概要(英語版・日本語仮訳)