Triple I共同議長との対話「インパクト投資とアフリカの健康・ウェルビーイングの未来」の開催


 2024年5月14日、東京にて、日本国際交流センター(JCIE)、経済同友会、グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ(Triple I。事務局:内閣官房健康・医療戦略室)の共催で、会合「インパクト投資とアフリカの健康・ウェルビーイングの未来」が開催されました。 会合には、アヨーデ・アラキジャTriple I共同議長、渋澤健Triple I共同議長/経済同友会グローバルサウス・アフリカ委員会委員長、狩野功JCIE理事長、鈴木秀生内閣官房健康・医療戦略室次長をはじめ、政府、国際機関、NPO、JICA、企業、アカデミア、教育機関の関係者が出席しました。

 冒頭、アラキジャTriple I共同議長から「グローバルヘルスの変革における民間投資の触媒的役割」と題した講演が行われ、コロナ禍での経験を踏まえ、低・中所得国のヘルスシステム構築に資する持続可能なアプローチの必要性と、民間資金動員に向けた官民パートナーシップとしてのTriple Iの役割への期待が述べられました。

 続いて実施された意見交換においては、UHC達成に向けたアプローチとして、ヘルスシステムにおける水と衛生など、健康を支える基礎的なインフラの改善も含めて投資を呼び込むことの重要性や、低・中所得国のコミュニティを含む多様なカウンターパートとの連携の必要性等について議論が行われました。また、投資を促進する立場から、公的機関による投資リスクの低減策や、優れたインパクト投資事例を発信・共有することの意義について、参加者から意見が述べられました。


 
Triple I 関係者の写真
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