2025年1月21日(火)、内閣官房健康・医療戦略室は、「グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ (通称:トリプル・アイ)」の事務局として、ダボス(スイス)に於いて世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)2025のサイドイベント「グローバルヘルスのための新たな資金調達~政府、グローバル機関、 企業がインパクト投資を拡大する方法~」を開催しました。
冒頭には、友納理緒内閣府大臣政務官からビデオメッセージで、我が国によるグローバルヘルスへの貢献、トリプル・アイを通じた保健・医療課題の解決に向けた可能性と期待が述べられました。 また、カタリーナ・ベーメWHO事務局長補より、テドロス事務局長のメッセージが代読されました。
3名のトリプル・アイ共同議長(渋澤健 シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 CEO他)が進行を務め、アフリカ輸出入銀行、ドイツ復興金融公庫を始めとする国際機関、地域・各国開発金融機関の他、 グローバルヘルスに取り組む国際団体・NGO等のハイレベルがスピーカー・パネリストとして登壇しました。
このイベントには100人以上が参加し、低中所得国等におけるグローバルヘルスへのインパクト投資を推進するための今後の取り組み等について議論を行い、また、提言
「グローバルヘルスのためのインパクト投資活性化に向けてー各国政府、グローバル機関等が対応しうる方策」を発出しました。
最後に、鈴木秀生健康・医療戦略室次長(国際保健担当大使)から、時宜を得た提言への高い評価と、トリプル・アイ等を通じたインパクト投資拡大への期待が述べられ閉会しました。