グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ(トリプル・I)
共同議長およびパートナーの林芳正官房長官表敬等

令和6年3月28日
内閣官房健康・医療戦略室

3月11日、トリプル・I の共同議長である渋澤健氏、スティーブ・デイビス氏及び国内のパートナー7機関が林官房長官を表敬訪問しました。

冒頭、共同議長である渋澤氏、デイビス氏より、トリプルIの主な活動内容として、インパクト投資促進に向けた検討、特にインパクトの測定や管理に関する課題、また、政府系金融機関等が果たしうる役割に関しての展望が述べられました。林官房長官からは、社会的インパクトなどこれまで国内総生産に含まれていない経済活動にとって意味のある要素をどう取り込んでいくかを検討することの重要性が述べられるとともに、トリプル・I への期待が表明されました。パートナー機関からは、社会的インパクトを可視化する方法の課題やインパクト投資の先進事例につき紹介がありました。

官房長官の表敬に先立ち、パートナー機関のネットワーキングイベントを行いました。国内機関を中心に16名が参加し、インパクト投資に関する国内外の状況の違いや、グローバルヘルス分野における活動の課題などについて紹介がありました。

今後は、「グローバルヘルス戦略 」(2022年5月健康・医療戦略推進本部決定)の具体的取り組みの一つである「民間投資の効果・インパクトの適切な測定・可視化」に向けて更なる議論等を予定しています。



(参考)トリプル・I

昨年のG7広島サミット において承認され、9月の国連総会の機会に立ち上がった、インパクト投資を通じた民間資金の動員によりグローバルヘルスの課題解決を目指すイニシアティブ。参加パートナーは設立当初の国内外37機関から、60機関(3月1日時点)に拡大。

関連リンク

リプルI 公式Webサイト(英語のみ)

Global Health

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