2024年1月17日に、スイス・ダボスにおいて、Center for Global Health and Development、WHEN (Women’s Health& Empowerment Network)及び Triple I(グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ。事務局内閣官房健康・医療戦略室)の共催で、イベント「インパクトの増幅: パートナーシップの活用によるグローバルヘルスにおけるインパクト投資のイニシアチブの成果の改善」が開催され、ナタリア・カネム国連人口基金(UNFPA)事務局長、アヨアデ・アラキジャTriple I共同議長、尾池厚之在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使、伊藤直樹健康・医療戦略室次長をはじめ、2X Global、グローバルファンド、投資家、NPO, 開発金融機関や企業の関係者が出席しました。
出席者からは、女性のエンパワーメントや健康にポジティブなインパクトを与える投資や取組の重要性が指摘されたほか、AIを用いた妊娠合併症の発見や、保健人材の育成への投資等、様々な事例が紹介されました。また、ブレンディッド・ファイナンスを含む民間資金の活用の重要性が指摘され、Triple Iによる民間資金動員を通じた保健課題の解決に対する期待が示されました。Triple Iからも5つのパートナー企業・団体が出席し、事例を紹介するとともに、参加者間のネットワーキングが行われました。