東京オリンピック競技大会並びにパラリンピック競技大会日本代表選手団に対する内閣総理大臣感謝状授与式

　令和３年９月２１日、菅総理は、総理大臣官邸で東京オリンピック競技大会並びにパラリンピック競技大会日本代表選手団に対する内閣総理大臣感謝状授与式を開催しました。

　式典では、総理から代表選手等に感謝状が授与され、記念品が贈呈されました。

　総理は、挨拶で次のように述べました。

「オリンピック、パラリンピックでの素晴らしい活躍、誠におめでとうございました。
　新型コロナという、かつて経験したことのない状況で、皆さんは、諦めることなく努力を積み重ねてこられました。
　その結果として、オリンピックでは過去最多のメダル、パラリンピックでも過去２番目に多いメダルを獲得し、また幅広い世代の選手が活躍されました。
　多くの会場で無観客となりましたが、皆さんの活躍は、日本はもちろん、世界中の人々に勇気と希望、そして感動を与えたと思います。歴史に残る大会だったと評価されております。
　世界の子供たちにとって、挑戦することの大切さ、人間の持つ果てしない可能性を感じ取ることができた、またとない機会であったと思います。
　試合が終わった後、多くの選手の皆さんが、自分の勝ち負けよりも、まず大会に参加できたこと、そして周りの方々の支えがあったことに感謝の気持ちを示されておりました。非常に印象に残っております。
　選手を始め、多くの関係者の皆さん、さらにボランティアの方々の御協力を頂いて、この大会を開催できたこと、感謝の気持ちで一杯です。こうして皆さんの晴れやかなお顔を拝見して、改めて本当に良かったと思っております。
　これからも選手の皆さんの挑戦を、政府としても応援していきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。」