令和3年7月1日からの大雨非常災害対策本部会議(第2回)
令和3年7月9日
令和3年7月9日、菅総理は、総理大臣官邸で令和3年7月1日からの大雨非常災害対策本部会議(第2回)を開催しました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「現在、西日本を中心に、雨が降り続いています。政府としては、引き続き、救命、救助体制を確保し、緊張感を持って警戒を続けてまいります。
静岡県熱海(あたみ)市の大規模な土石流では、死者9名、軽傷者3名など、甚大な被害が発生しています。改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。今も20名を超える方の安否確認を実施中であり、現場の厳しい条件の下に、本日も、警察、消防、自衛隊、海上保安庁などが、2,500名を超える体制で捜索に当たっております。
政府としては、各省横断の被災者生活・生業(なりわい)再建支援チームを設置し、避難者への支援や住まいの確保、ライフラインの復旧、土砂やがれきの撤去等について、支援を進めています。
各大臣にあっては、引き続き、各地の被災者のために、スピード感を持って対応していただきたいと思います。
週末にかけて、大雨となりやすい状態が続き、土砂災害が発生する危険も高まっております。
国民の皆さんにおかれては、気象情報や避難情報にくれぐれも御注意されて、命を守るため、早め早めの行動をお願いいたします。」