新型コロナワクチン職域接種に関する経済3団体との意見交換
令和3年6月3日
令和3年6月3日、菅総理は、総理大臣官邸で新型コロナワクチン職域接種に関する経済3団体との意見交換を行いました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。新型コロナの影響が長引く中、経済界の皆さんには、休業要請やテレワークへの対応、企業の病院への患者の受入れなど、多大な御協力を頂いていますことに心から感謝申し上げます。
政府としては、感染を封じ込め、1日も早く収束に向かわせる決意であり、そのための切り札がワクチンであります。
高齢者への接種が全国で本格的に進む中、企業の皆さんには、産業医の方々を中心に、6月中旬以降、職域接種を始めていただくこととしました。
既に多くの企業が実施したいと表明されていることに、改めて、ワクチンへの高い期待を実感し、心から感謝いたしております。職域接種が進めば、自治体の負担が大きく軽減され、全体の接種が早まり、企業の活動にとっても大きな意義があると思います。更に多くの企業に御参加いただくことを期待いたします。
政府と経済界が一体となって、この新たな取組を円滑かつ速やかに進めていく必要があると思っています。必要な支援はしっかりと行ってまいりますので、皆さんの御協力を、是非ともよろしくお願い申し上げます。
このため、まずは各省庁の相談窓口に加え、来週早々には河野大臣の下にも総合窓口を設置いたします。本日は忌憚(きたん)のない御意見を頂ければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。」