新型コロナウイルス感染症対策本部(第60回)
令和3年4月9日
令和3年4月9日、菅総理は、総理大臣官邸で第60回新型コロナウイルス感染症対策本部を開催しました。
会議では、新型コロナウイルス感染症への対応について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、東京都、京都府、沖縄県について、まん延防止等重点措置の実施を決定いたしました。期間は、東京都については4月12日から5月11日まで、京都府、沖縄県については4月12日から5月5日までといたします。
これらの地域においては、新規感染者数が増加していること、医療提供体制のひっ迫が懸念されることなどを踏まえて、決定いたしました。
20時までの飲食店の時間短縮を行い、罰則を適用できるようにするなど、期間・区域を限って、緊急事態宣言並みの強い措置を実施いたします。
感染力の強い変異株については、大阪、兵庫では感染者の7割前後を占め、東京においては約2割まで高まっており、最大限の警戒を続けております。
これまでと同様に、飲食を中心とする対策を続けることに加え、不要不急の都道府県間の移動は極力控えるようにお願いします。さらに、全ての飲食店への見回り、高齢者施設での定期検査、医療体制の確保などの対策について、国と自治体が連携して、しっかりと行ってまいります。
今後も、各地で発生する波を、全国規模の大きな波にしないために、地域を絞った重点措置を機動的・集中的に講じて、感染を抑え込んでまいります。
各大臣におかれては、本日の決定に基づき、改めて対策を徹底するようにお願いいたします。」