自由民主党によるミサイル防衛に関する提言及び臨時国会召集等についての会見
令和2年8月4日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、自由民主党によるミサイル防衛に関する提言について、次のように述べました。
「本日、自由民主党のミサイル防衛に関する検討チームの提言を小野寺座長から受け取りました。憲法の範囲内で国際法を遵守しつつ、専守防衛の考え方の下、そして日米の基本的な役割分担を維持しつつ、抑止力を向上するための新たな取組が必要であるとの提言を受け取りました。正に政府の役割、国民の生命と平和な暮らしを守り抜いていくことであります。政府においても、国家安全保障会議で徹底的に議論を行っております。今回の提言を受け止め、そしてしっかりと新しい方向性を打ち出し、速やかに実行していく考えであります。」
また、臨時国会召集等について、次のように述べました。
「現下の情勢については、高い、我々警戒感を持って注視しているところでありますし、自治体ともしっかりと連携しながら、国としても全力でサポートを行っております。徹底的な検査を行い、そして陽性者の早期発見、早期治療、そしてリスクのある方々への感染を防ぐために、今、全力を尽くしているところであります。国会につきましては、今までも与野党が合意して、適時国会において、委員会が閉会中審議が開催されているというふうに承知しております。臨時国会については、今、コロナ対策を含め諸課題を整理した上で、与党としっかりと相談して対応していきたいと考えています。」
「まず、政府としての対応について菅長官と西村大臣が考え方が違っているということではありません。例えば、帰省についてどう考えるかということについても、政府として発信することを考えている。考え方についても、当然、菅長官も、西村大臣も統一していくわけでありますし、同じ考え方と言ってもいいんだろうと思います。私もこうした形で節目節目にお話をさせていただいておりますが、官房長官も毎日、そしてまた西村大臣も毎日会見を行い、状況について、また政府の取組について説明をさせていただいているところであります。」
「政府の考え方については、例えば、Go Toトラベルについては、官房長官からも西村大臣からも政府の考え方として、お話しさせていただいているわけでありますし、私も菅官房長官が御説明したとおりにGo Toトラベルにつきましても感染対策について、十分な対応を採った中において行っているということであります。」
「臨時国会については先ほどお話しさせていただいたとおり、コロナ対策を始め諸課題をしっかりと整理した上で、与党とよく相談して対応してまいります。」