天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会
令和元年12月12日
令和元年12月12日、安倍総理は、総理大臣官邸で第8回天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会を開催しました。
委員会では、平成度における立太子の礼の実施状況について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「先般、天皇陛下の御即位に伴う即位礼正殿の儀を始めとする式典が執り行われました。これをもって、5月1日の剣璽(けんじ)等承継の儀に始まる即位の礼の一連の式典が、全て終了したことになります。
これらの式典が、国民や世界からの温かい祝福の中で、滞りなく執り行われたことは、誠に喜ばしいことであり、円滑な挙行に御協力いただいた国民の皆様に、厚く御礼を申し上げます。
本日は、来年4月に予定している立皇嗣の礼に向け、平成度における立太子の礼の実施状況を確認するとともに、意見交換を行いました。
立皇嗣の礼は、秋篠宮殿下が皇嗣となられたことを広く国民に明らかにする国事行為たる儀式であり、平成度の立太子の礼を基に、しっかりと準備を進めてまいります。
本日の議論では、委員から、立皇嗣の礼においては、平成度の例を踏まえ、立皇嗣宣明の儀と朝見の儀とともに、宮中饗宴(きょうえん)の儀を行うことが適切である、といった意見などが出されました。
本日の議論を踏まえ、次回の委員会において、立皇嗣の礼の次第概要等について検討を行ってまいります。引き続き、式典がつつがなく整然と行われるよう精力的に検討を進めてまいりますので、よろしくお願いします。」