教育再生実行会議
平成30年8月3日
平成30年8月3日、安倍総理は、総理大臣官邸で第43回教育再生実行会議を開催しました。
会議では、教育再生実行会議ワーキンググループの開催について討議が行われました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「教育再生実行会議には、これまで10次にわたり提言を取りまとめ、5月にはその実施状況をフォローアップしていただきました。政府としては今後ともこれらの提言を着実に実行してまいります。
今日、我が国では人生100年時代や人工知能、IoT等の技術革新などが進展するSociety 5.0といった新たな時代が到来しつつあり、多方面で活躍する人材の育成が急務となっています。
このため、新たな時代に対応した学校教育はどうあるべきか、生涯にわたって求められる能力はどのようなものかについて、検討する必要があります。
また、高等学校は義務教育の基礎の上に、社会で生きていくために必要となる力を共通して身につけることのできる教育機関であり、その役割は極めて重要であります。
このため新しい時代の到来に備えて、どのような力を育成すべきか、また人口減少が進む中、地方創生の実現のためにどのような役割を果たしていくべきかなど、これからの高等学校の在り方について検討していく必要もあります。
委員の皆様におかれましては、これらの課題について積極的に御議論いただくとともに、引き続きしっかりと提言のフォローアップをお願いしたいと思います。」