経済財政諮問会議
平成30年5月28日
平成30年5月28日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年第7回経済財政諮問会議を開催しました。
会議では、経済・財政一体改革(プライマリーバランス黒字化目標年とその実現に向けた考え方について)及び骨太方針の骨子案についての議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、第一に、プライマリーバランス黒字化に向けた考え方、第二に、骨太方針の骨子案について議論しました。
プライマリーバランスの黒字化に向けては、社会保障改革を軸としながら、団塊の世代が75歳以上に入り始める2022年度の前までの3年間で、持続可能な経済財政の基盤を固めていく必要があります。その際に、黒字化の目標年をいつにすべきか、取組の進捗を評価しつつ、黒字化目標をどのように毎年度の予算編成に結び付けていくかについて、民間議員から発言がありました。また、2019年10月の消費税率引上げによる駆け込み需要、反動減に対応するため、臨時特別の措置を2019年度と2020年度の当初予算において講じるべき、という提案もあります。
本日の議論を踏まえ、茂木大臣には来月骨太方針を取りまとめられるよう、具体案の作成をお願いしたいと思います。」