人命救助内閣総理大臣感謝状授与式
平成30年5月16日
平成30年5月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で、自らの危険を顧みずに人命救助に尽力された方々に対して、内閣総理大臣感謝状を授与しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「人命救助に関する感謝状の授与に当たり、一言御挨拶を申し上げます。まず、本日受賞された皆様に、心から感謝を申し上げたいと思います。
皆さんは、偶然遭遇された事故現場で、自らも命を落とすかもしれない、そのような非常に危険な状況の中で、貴重な人命、未来ある幼い命を救われました。こうした現場に遭遇した際、咄嗟(とっさ)の判断で行動を起こすことは、実際にはなかなかできることではありません。
皆さんの勇気と行動力に、内閣総理大臣として心から敬意を表します。私たちの社会は、皆さんのような、他者を思いやる、勇気ある人々によって支えられている。皆さんを前に、そのことを改めて認識しているところです。
残念ながら、毎年火災や水難事故など不慮の事故で、4万人近くもの方々が亡くなっています。こうした事故で亡くなる方を1人でも減らすため、政府として、引き続き火災予防や水難防止等、様々な対策に強力に取り組んでまいります。
結びに、受賞者の皆さんにおかれましては、今後もそれぞれの地域、立場で、引き続き御活躍されますことを祈念いたしまして、私からの御挨拶とさせていただきます。」