都市再生本部
平成30年4月26日
平成30年4月26日、安倍総理は、総理大臣官邸で第37回都市再生本部を開催しました。
会議では、これまでの都市再生のレビューと今後の動向について議論が行われました。
総理は、本日の会議を踏まえ、次のように述べました。
「本日は、高島福岡市長、そして菰田(こもだ)三井不動産社長にお越しいただき、高島市長からはこの5年間、いかに福岡市が変わったか、そしてアジアのリーダー都市を目指して何が必要かということを大変分かりやすく御説明いただき、それにアベノミクスが貢献したということも併せて御説明いただいたと思います。また、菰田社長には国際競争力強化に向けた都市再生の取組と今後の展望について御説明いただきました。
東京一極集中を是正するためには、各地方のエンジンとも言える中枢、中核都市の活性化が極めて重要であります。インバウンド消費の拡大など、日本各地と世界との距離がどんどん縮まる時代にあり、中枢、中核都市が世界に直結し、世界から直接成長の息吹を取り込むことで、地方創生に更なる弾みがつくものと考えます。
海外から積極的な投資を促す。地域中核企業の海外進出を支援する。人工知能、IoTなどSociety 5.0の革新的技術の社会実装を進めていく。現場においても徹底的に省庁の縦割りを廃し、それぞれの都市と二人三脚でこうした取組を進めてもらいたいと思います。
世界最先端の都市再生を力強く進めていくため、政府一丸となって取り組んでまいりたいと思いますので、関係閣僚におかれましては本日見直しを行った基本的考え方にのっとって、しっかりと対応していただきたいと思います。」