自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議
令和6年11月8日、石破総理は、総理大臣官邸で第2回自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議を開催しました。
会議では、自衛官の処遇改善等の取組状況について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「皆様、御苦労様でございます。問題意識はみんな共有していると思っております。この常套句(じょうとうく)のごとく言われますが、戦後最も厳しい安全保障環境であるということは共通認識であります。ずっと自衛官の定数割れが続いているということは看過すべきことではございません。そして、新規採用も半分ぐらいしか集まらないということはこのまま放置していいと私はまったく思っておりません。
この会議は頻度を上げていかなければいけないと思っておりますし、本日頂きました御意見を踏まえまして、年末までには方向性を取りまとめていきたい。そしてまた、7年度予算に計上すべき項目というものを取りまとめたいというふうに考えているところでございます。
検討の柱は『処遇の改善』、『生活・勤務環境の改善』及び『新たな生涯設計の確立』ということでございまして、問題意識は共有していただいたと思っております。
そしてそれが、どれほどの成果が上がったかということもきちんと検証していかなければなりません。いろんな項目を検討し、施策を講じてまいりますが、それが実効性が上がり数字が上がったということにならなければ会議の意味がございません。
したがいまして、先生方、閣僚の皆様方におかれましては、引き続きの御尽力を賜りたいとこのようにお願いして御挨拶といたします。よろしくお願いいたします。」