令和4年3月18日(金)午前
閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件等12件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、外務大臣から「ロシア連邦関係者に対する資産凍結等の措置について」、総務大臣から「令和3年度の特別交付税及び震災復興特別交付税の3月交付について」、「消費者物価指数について」、岸田総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理等について」、それぞれ御発言がありました。
岸田総理のインド及びカンボジア訪問について
岸田総理は3月19日から21日までの日程で、インド及びカンボジアを訪問する予定です。訪問中、岸田総理大臣は、インドのモディ首相、カンボジアのフン・セン首相との間で首脳会談を行い、地域・国際情勢や二国間関係等、幅広い議題について議論する予定であります。日印両国は、本年、国交樹立70周年を迎えます。4年半ぶりとなる今回の総理の訪印を通じて、日印両国の「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を一層深化させ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を日印や日米豪印等を通じて前進させる考えです。カンボジア訪問では、二国間関係や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を更に強化します。また、ASEAN議長国のカンボジアとの間で、地域・国際情勢について連携を確認する考えです。加えて、両国との間でウクライナ情勢も取り上げ、様々な働き掛けを行う考えです。
ウクライナ避難民対策連絡調整会議第1回会合について
次に、本日、ウクライナ避難民対策連絡調整会議第1回会合を開催し、ウクライナから避難を余儀なくされ、日本への避難を希望するウクライナの方々について、本日以降、いつでも受け入れ、政府一体となり、国民の皆様の御理解も得ながら、関係省庁において必要な支援を行っていくことを確認をしました。また、これらの検討・取組を着実に進めていくため、内閣官房副長官補を長とするタスクフォースを設置することといたしました。私(官房長官)からは以上です。