平成30年7月15日(日)午前
平成30年7月豪雨について(11)
先ほど、総理出席の下に、今般の豪雨に関する非常災害対策本部会議を開催いたしました。今般、一連の災害を、激甚災害に指定する見込みとなったことから、被災自治体に、財政的に心配することなく、安心して災害復旧に迅速に取り組んでいただき、被災者の皆さんの一日も早い、安心して暮らせる生活を取り戻せるようにすること。被災者の皆さんが生活再建、さらには生業の再建に一刻も早く道筋をつけることができるよう、全力を尽くすこと。以上の指示がありました。
これまで把握しております豪雨による人的被害は、死者216名、行方不明者15名です。また、安否不明であるとして通報があった方のうち、いまだに安否が確認されていない方は、9件12名であります。本日も、警察、消防、自衛隊、海上保安庁の部隊が、人命第一の方針の下、約6万3,000人、ヘリ等81機の体制で捜索・救助活動を行っております。
本日は、広い範囲で35度以上の猛暑日となる見込みです。水分をこまめに補給するなど、熱中症には十分気を付けていただいて、そしてまた、引き続き、土砂災害に厳重に警戒していただきたい、こういう風に思います。