平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第7回)
平成30年7月15日
平成30年7月15日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年7月豪雨非常災害対策本部会議(第7回)に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「猛暑の中、時の経過とともに、困難な生活を強いられている被災者の皆さんの状況はさらに厳しさを増しています。生活環境の改善には、特段の意を用いてください。被災地では、停電の解消、山陽道の全面開通などライフラインの復旧が一歩一歩確実に進むとともに、本日から、みなし仮設への入居募集が開始します。生活再建、さらには、生業(なりわい)の再建に一刻も早く道筋をつけることが、被災者の皆さんの最も望まれていることであると思います、そのために全力を尽くしていただきたいと思います。
そうした観点から、激甚災害の迅速な指定に向け調査を進めておりましたが、今般、一連の災害を、激甚災害に指定する見込みとなりました。具体的には、全国を対象に、道路や河川、農地、農林水産業共同利用施設等の災害復旧事業についての補助率のかさ上げ等や、中小企業の災害関係保証についての措置を適用します。その他の分野についても調査を加速させてまいります。被災自治体が財政的に心配することなく、安心して災害復旧に迅速に取り組んでいただき、被災者の皆さんが一日も早く、安心して暮らせる生活を取り戻すことができるよう、全力を尽くしてまいります。
なお、本日の広島訪問は、小此木大臣にお願いすることとなりました。私は後日、必ず広島を訪問いたします。引き続き、被災者の目線に立ち、現場主義を徹底し、一日も早い被災地の応急復旧、生活再建、そして生業の再建に全力を尽くしていきますので、各位にあってもよろしくお願いいたします。」