経済情勢に関する検討会合
平成23年8月29日、菅総理は総理大臣官邸で、第9回となる経済情勢に関する検討会合に出席しました。
菅総理は本日の議論を踏まえ、「本日は円高が急速に進行し、経済の先行きに国民や企業の不安が広がって、高まっていることから、基本的な考え方と検討課題について議論をいただきました。
一言でいえば円高には痛みが伴うと同時にメリットもあるということです。その痛みをいかにして緩和していくのか、これは私もいくつかのことをこの間に言いましたが、国内立地の補助といったような形で低炭素化の企業に対しては思い切った支援をする。一方で円高メリットに関してはこの円高を活用して資源の獲得など海外への投資を思い切って進めていく、大きく言えば円高のデメリットを小さくしてメリットを活用する。こういうことに尽きるかと思います。」と述べました。