原子力災害対策本部
平成23年8月9日、菅総理は総理大臣官邸で、第18回となる原子力災害対策本部会議を開催しました。
本日の議論を踏まえ菅総理は、「今日は、一定の報告と同時に若干の意見交換をしていただきました。水素爆発といった危険性が少なくなり、原子炉の冷却も継続できることが、保安院ばかりではなく原子力安全委員会の委員長からも認識が示され、それをベースにして、避難区域等の見直しに対する考え方が報告されたところです。
その上で、除染の重要性が担当の大臣からも強く提起されました。もともと住んでおられる皆さんが安心して帰れる地域になるように、あるいはその地域がどの範囲までは、除染がきちっと出来るのかということについても、次の段階の問題として、積極的に取り組んでいただきたい。」と述べました。