平成２３年３月４日、菅総理は総理大臣官邸で、日本労働組合総連合会（連合）の古賀伸明会長らと会談を行いました。

　菅総理は、冒頭、予算と予算関連法案の早期成立についての要請を受けました。

　その後のあいさつで、「日本の経済の状況、私は非常に重要なところに来ていると思っております。連合の皆さんにもご協力いただき、雇用の問題、さらには経済成長などに全力をこの間挙げてまいりましたが、景気も回復の方向に少しずつ進み、雇用情勢もまだまだ厳しい中ではありますが改善が進んできております。
　今ここでそれに水を差すような形になってはならない。それには予算の成立とそれを執行するための関連法案の成立を何としても実現しなければならない、このように思っております。
　国民の生活が第一という一昨年の選挙で掲げたその気持ち、あるいは雇用、雇用、雇用と、私が申し上げてきたこの考え方、一歩たりとも後退をいたしておりません。」と述べました。