霧島山(新燃岳)噴火に関する関係閣僚会議
平成23年2月4日、菅総理は国会内で、霧島山(新燃岳)噴火に関する関係閣僚会議を開催しました。
本日の会合は、平成23年2月3日に霧島山(新燃岳)において爆発的噴火が観測されたことを受けて開催されました。
松本内閣府特命担当大臣(防災)をはじめとする関係閣僚から、霧島山(新燃岳)の噴火活動の状況と今後の見通し、被害状況と各省庁の取組について報告があった後、新燃岳噴火への当面の対応について、警戒区域の拡大や降灰による降雨時の土砂災害が発生するおそれがあることから、これらの事態に対して対策を進めるとともに、避難体制を確立すること等を確認しました。
菅総理は冒頭のあいさつで、「この噴火がどこまで拡大、継続するかなかなか分かりませんが、警戒をより強めなければならない状況だと考えます。
特に、かつての火砕流で死者が出たケースもありましたので、そういうことがないように対応していただきたい。さらに、降灰による被害が大変心配されますので、必要な行政的な整備、場合によっては、いろいろな規制をして対応をお願いしたい。」と述べました。