鳥インフルエンザ対策関係閣僚会議
平成23年1月26日、菅総理は総理大臣官邸で、鳥インフルエンザ対策関係閣僚会議を開催しました。
本日の会議は、鹿児島県出水市においても、新たに鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受けて、開催しました。
会議の冒頭、菅総理は、「大変残念な報告でありますけれども、鹿児島においても新たな鳥インフルエンザが確認されました。この地域は養鶏場の集積している地域でありまして、既に発生している宮崎県と並ぶ、あるいはそれ以上の地域であります。それだけに、何としても感染をこれ以上拡大しないように取り組まなければなりません。
鳥インフルエンザの難しさは、まさに野鳥が原因の大きな要素とも言われていて、地上を固めても十分ではない、ネットの整備とかいろんなこともあるようでありますが、非常に難しさを伴っております。
既に宮崎県には、自衛隊の方からも、もちろん警察庁も、国交省も全力を挙げて支援していただいておりますけれども、場合によっては、鹿児島に関しても、そういう事態に発展する可能性もありますので、いろいろな準備は、しっかりと怠りなきようお願いをいたします。農林水産省はもちろん、一番要になって対応していただいていますし、これからもそうした姿勢でしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
いずれにしても、緊張感をもって内閣一丸となって取り組んでいく、そのことを是非お互いが心に、そして意志を明確に持って取り組んでいただきたい。」と述べました。