新成長戦略実現会議
平成23年1月21日、菅総理は総理大臣官邸で第7回となる新成長戦略実現会議を開催しました。
本日の会議では、新成長戦略実現2011案及び新成長戦略実現会議の取組について話し合われました。
菅総理は本日の議論を踏まえ、「論点が今日もたくさんございました。一つは与謝野大臣から成長型長寿経済という新しい言葉を出していただきました。まさに労働人口がこのままいけば少なくなり、いろんな課題がある中で、積極的に高齢者に経済活動にもさらに参加してもらおうという構想は大変、魅力的なところであります。
もう一つは、時間軸という言葉をいただきました。スピーディにやらなければ意味がない分野があるというこの時代でありますので、そういう点では迅速に物事を判断し、決断しなければ意味がない分野に対してきちっと対応できるかどうかが、これはまさに政治が問われている一番大きな一つであろうと思ったところであります。
もう一つは、総合特区について議論が出ました。いろいろ法律的なところはあると思いますが、いろんな観点を持ってすれば必要なことは、きちっと原則的なことを法律で決めれば実行できるはずだと。
この実現会議が昨年大変本当に大きな成果を挙げていただいたと思っておりますが、今年はそれを超えて他の国に負けないスピードと内容を持った形での成長戦略をさらに発展させるために今年1年、今日を皮切りに是非よろしくお願いします。」と述べました。