食と農林漁業の再生実現会議幹事会
平成23年1月7日、菅総理は総理大臣官邸で、第3回となる食と農林漁業の再生実現会議幹事会に出席しました。
本日の会合では、有識者ヒアリング、意見交換が行われました。
菅総理は冒頭のあいさつで、「千葉県の野菜農家、山形県のコメ農家に出かけて、いろいろと学ぶことが多かったのですが、食と農林漁業の再生実現には大きく言って2つの論点があると思っています。
一つは、日本の農業自体が今の状況の中に抱えている問題。典型的に言えば、現在就業している人の平均年齢が66歳といった問題がある中で、どのようにしていけば、農業を再生していけるかと同時に、外国の皆さんに日本の食べ物は、大変高い評価をされているので大きな可能性をもっている。
そして、もう一つは、貿易の自由化というものを進めるにあたって、備えておかなければならない問題にどういうものがあるか。例えば、韓国などはアメリカとのFTAが発効する前からいろいろな手当てを進めていて農業関係者もかなり理解を示されている。
是非、いろいろな立場でのご意見をいただきたいと思います。」と述べました。