食と農林漁業の再生実現会議
平成22年11月30日、菅総理は総理大臣官邸で、食と農林漁業の再生実現会議の初会合を開催しました。
食と農林漁業の再生実現会議は、高いレベルの経済連携の推進と我が国の食料自給率の向上や国内農業・農村の振興とを両立させ、持続可能な力強い農業を育てるための対策を検討・推進するために開催されました。
本日の会合では、「食と農林漁業の再生実現会議幹事会」の開催、主要論点について話し合われました。
菅総理は本日の議論を踏まえ、「現在の農業に従事しております方の平均年齢が66歳と、やはりこれは本質的な問題だろうと、若い人がもっと入ってこれるような農業という観点も一ついろいろ考えていかなければならないと思っております。
もう一つは、企業の協力など、いろいろな観点から、この農業という問題をある種の社会的な広い意味での政策として捉えるというのはありうると思っております。
この問題は、この場だけではなくて皆さんがおられるところで国民的な議論を巻き起こす、そういう国民的な運動になるような形で議論していただき、日本を元気な国にもう一度前進させたいと思います。」と述べました。