アジア欧州会合第8回首脳会合(ASEM8)等出席
平成22年10月3日(現地時間)、菅総理はアジア欧州会合第8回首脳会合(ASEM8)に出席するため、ベルギー王国のブリュッセルに到着しました。
4日午前、菅総理はASEM8開幕に先がけて、ブリュッセル市内のホテルで、オーストラリア連邦のジュリア・ギラード首相、大韓民国の李明博大統領、ベトナム社会主義共和国のグエン・タン・ズン首相とそれぞれ首脳会談を行いました。
午後、ブリュッセル王宮でベルギー王国のアルベール二世国王陛下の歓迎を受け、続いて、開会式が行われ、46カ国・2機関の首脳等が一堂に会したASEM8が開幕しました。
開会式後、第1セッション及びワーキングディナーに出席し、世界経済ガバナンスについて意見交換を行いました。第1セッションで菅総理は、「本年のAPEC議長として、APECが初めて策定する「成長戦略」を通じ、世界経済の成長に貢献していく決意を示すとともに、アジアと欧州の相互依存関係が深化する中で共に成長を実現していくために、国際社会の共通のルールを遵守し、強固な信頼関係を醸成していくことが重要である。」と述べました。
また、第1セッションに先立ち、ドイツ連邦共和国のアンゲラ・メルケル首相と首脳会談を行い、第1セッション後には、フランス共和国のニコラ・サルコジ大統領と首脳会談を、欧州理事会のヘルマン・ファン・ロンパイ議長及び欧州委員会のジョゼ・マヌエル・ドゥラン・バローゾ委員長と日EU首脳協議を行いました。ワーキングディナー終了後には、中華人民共和国の温家宝国務院総理と懇談を行いました。