宇宙開発戦略本部
平成22年8月27日、菅総理は総理大臣官邸で、宇宙開発戦略本部の第5回会合を開催しました。
本日の会合では、当面の宇宙政策の推進及び準天頂衛星に関するプロジェクトチームの設置について話し合われました。
菅総理は冒頭のあいさつで、「本年6月には、はやぶさが3億キロ離れた小惑星までの旅の末、地球に帰還をし、また、野口宇宙飛行士が約5ヵ月間国際宇宙ステーションに滞在して地球に帰られた。このような日本における宇宙への取組が大変素晴らしい成果を上げつつあるという事をお互いに喜びたい。自信と希望を国民に与えたと思っています。
新成長戦略に盛り込まれたとおり、強い経済と安全・安心の元気な日本を復活させるため、宇宙政策を積極的に推進していく事が重要だと考えております。特に、本年9月に打ち上げ予定の準天頂衛星「みちびき」は幅広い分野での利用が期待をされております。また、我が国の強みを生かし、宇宙システムのパッケージによる海外展開を推進していく事は、我が国にとって強い経済を進めていく上でも大変重要な事だと思っております。」と述べました。