口蹄疫対策本部
平成22年7月27日、菅総理は総理大臣官邸で、第11回口蹄疫対策本部を開催しました。
菅総理は、冒頭のあいさつで「本日午前零時をもって、最後まで残っていた宮崎市周辺地域の家畜の移動制限が解除され、宮崎県においても非常事態宣言の解除が発表されたところであります。これまでの、閣僚の皆様や現地で努力された自衛隊、警察をはじめ関係者の方々の御尽力に、改めて感謝申し上げます。
ワクチン接種地域では、早ければ8月末に、また、9月からは本格的に、家畜の導入が可能となる見込みと聞いておりますが、農家の皆様が安心して再び畜産を営むことができるよう、排せつ物の発酵消毒を徹底するとともに、経営支援を図ることが重要だと考えております。また、雇用対策、さらには関連産業や商工業・観光業など地域経済の復興への支援が大きな課題となっております。
まだまだ油断はできませんけど、確実に口蹄疫を無くすという最後の詰めを行うと同時に、これからは畜産の復活に向けてそれぞれ関係者の御努力をお願いしたい。」と述べました。