新年金制度に関する検討会
平成22年6月29日、菅総理は総理大臣官邸で、第2回となる新年金制度に関する検討会を開催しました。
今回の会合では、新たな年金制度の基本的考え方について(中間まとめ)について話し合われました。
菅総理は、冒頭のあいさつで「少子高齢化が進む中、国民が未来に対し希望を持てる社会を築くため、この内閣では、「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」の一体的実現を目指しているところであります。
とりわけ年金は、社会保障の中で最大の制度であると同時に、国民の信頼感の低下も大きいことから、現行制度に代えて、公平で国民の信頼が得られるような、新たな年金制度を一刻も早く構築することが不可欠です。
年金は、国民にとって身近で大切な制度であると同時に、長期的な制度であることから、党派を超えた国民的な議論に基づき改革を進めることが望ましいと考えています。
今後、党派を超えた議論を進めていくためにも、本日、この場で、新たな年金制度の基本原則をとりまとめることとしたいと考えております。
年金の問題は、国民の関心も極めて高いことから、国民の目線に立って、透明で、分かりやすい議論をしていくことが重要ですので、関係閣僚の皆さんも引き続きご協力をお願いします。」と述べました。