防衛大学校卒業式
平成22年3月22日、鳩山総理は、神奈川県横須賀市にある防衛大学校の卒業式に出席しました。
鳩山総理は訓示で、「自衛隊にとって日本の防衛に従事することは、当然の任務である。日本は日米同盟を基軸として自らの防衛に努めることとしてきた。その方針は鳩山内閣においても揺るぎなく継続する。同時に、近隣諸国との間に信頼醸成と相互依存のネットワークを張り巡らせ、もっと進んで守るべき共通のルールを構築していく視点を持つことも、我が国の安全保障戦略上不可欠である。私が唱える東アジア共同体構想は、このような意味も持っている。アジアでネットワーキングを促進するための手段は、貿易、投資の促進や、人的交流の促進ばかりではない。自衛隊もこの分野で非常に重要なプレーヤーとなり得る。例えば、国際的な災害救援活動、国連平和維持活動(PKO)、海賊対処活動などにおいて自衛隊は大きな役割を果たすことができる。この国のため、私と共に諸君の持てる力を最大限発揮してほしい。」と述べました。