ゼーリック世界銀行総裁による表敬
平成21年12月7日、鳩山総理は総理大臣官邸でロバート・ゼーリック世界銀行総裁の表敬を受けました。
会談では、鳩山総理より、日本は戦後の復興と成長の過程で世界銀行の支援を得た経験を踏まえ、世界銀行を通じて途上国を支援していきたい、特に、貧困国への支援に加え、気候変動や食料安全保障といった地球規模の大きな問題の解決にも、世界銀行が大きな役割を果たすことを期待する旨を述べました。
これに対しゼーリック総裁より、日本は世界銀行の重要なパートナーであり、気候変動対策、アフガニスタン・パキスタン、アジア及びアフリカへの支援などの分野を含め、日本の意見を十分に聞きながら、日本との協調を一層進めていきたい、また、日本の援助機関との連携をさらに深化させたいとの発言がありました。
鳩山総理とゼーリック総裁は、日本政府と世界銀行グループのパートナーシップを一層強化していくことを確認しました。