月例経済報告等に関する関係閣僚会議
平成21年11月20日、鳩山総理は総理大臣官邸で内閣官房長官が主宰する月例経済報告等に関する関係閣僚会議に出席しました。
11月の月例経済報告では、我が国経済の基調判断として「景気は、持ち直してきているが、自律性に乏しく、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。」としています。
また、先行きについては「当面、厳しい雇用情勢が続くとみられるものの、海外経済の改善などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。一方、雇用情勢の一層の悪化や海外景気の下振れ懸念、デフレや金融資本市場の変動の影響など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。」としています。
政策の基本的態度については「政府は、家計の支援により、個人消費を拡大するとともに、新たな分野で産業と雇用を生み出し、日本経済を自律的な回復軌道に乗せ、内需を中心とした安定的な経済成長を実現するよう政策運営を行う。また、『緊急雇用対策』を推進するとともに、雇用・環境等について迅速かつ重点的な取組を行い、景気の下支えを図るための経済対策を取りまとめる。」としています。
関連リンク
- 月例経済報告等に関する関係閣僚会議
- 月例経済報告(平成21年11月)(内閣府)(PDF:241KB)