訪米初日 日中首脳会談
平成21年9月21日(現地時間)、鳩山総理は国連気候変動首脳会合に出席するため、ニューヨークに到着しました。
翌日からの国連気候変動首脳会合に先立ち、鳩山総理はニューヨーク市内のホテルで中華人民共和国の胡錦濤国家主席と会談を行いました。
会談で鳩山総理は、建国60周年への祝意を表すとともに、日中間の戦略的互恵関係をもっと中身のあるものにしたいと述べました。また、総理が提唱している「東アジア共同体」構想について、日本と中国の違いを認めながら、その違いを乗り越えて信頼を築き、それを軸に共同体を構築したいと述べました。
胡錦濤主席は、日本が2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減する目標を決めたことついて「積極的な態度を評価します」と述べました。また、年内に中国の北京で開催が予定されている日中韓3カ国首脳会議への鳩山総理の出席を要請しました。