安全功労者内閣総理大臣表彰 表彰式
平成30年7月6日
平成30年7月6日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成30年安全功労者内閣総理大臣表彰の表彰式を行いました。
総理は、表彰状を授与した後、挨拶で次のように述べました。
「本日は安全功労者の受賞、誠におめでとうございます。
7月1日は『国民安全の日』です。事故や災害を防止するためには、国民一人一人が生活のあらゆる面で安全に配慮し心掛けていくことが必要です。
皆様は高齢者や児童の交通事故の防止、学校での安全教育、労働災害の防止及び産業安全の向上、地域の火災予防など、長年にわたり率先して努めてこられました。
皆様のこれまでの御尽力とともに、長年にわたり活動を支えていただきました御家族や多くの関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
昨年、交通事故により死亡された方は約3,700人となり、昭和23年以降の統計で最少となりましたが、依然として様々な態様の痛ましい事故によって、年間に4万人余りもの方々が亡くなっている現実があります。
こうした不慮の事故を少しでも減らしていくためには、日頃からの地道な努力、たゆまぬ安全への配慮を私たち一人一人が常に心掛けていかなければなりません。
政府といたしましても、官民の連携を一層推し進め、様々な安全施策を不断に継続、実施することにより、国民の安全、安心を確保してまいりたいと考えています。
皆様方におかれましても、引き続き安全のための啓発活動を始め、それぞれの分野でなお一層の御活躍をいただきますよう心からお願いいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきたいと思います。本日は誠におめでとうございました。」