鳥インフルエンザ事案についての会見

（鳥インフルエンザウイルスの家きんへの感染が今シーズン初めて確認されたことへの受け止め及び今後の対応について）

　こういう事態を受けまして、北海道庁におきまして、鳥インフルエンザの簡易検査というものを実施したところであります。その結果、昨晩、陽性と判明をいたしましたため、直ちに私から４点、指示をいたしました。すなわち、農林水産省を始めとする関係各省が緊密に連携の上、徹底した防疫措置を迅速に進めること。現地の情報を確実に収集をすること。家きん業者に対して、厳重な警戒を要請するとともに、予防措置につき、適切な指導・支援を行うこと。国民の皆様方に対して、正確な情報を迅速に伝えること。以上４点指示をいたしたところであります。その後、ＰＣＲ（ポリメラーゼ連鎖反応）の検査を経まして、本日、午前中に、「疑似患畜」と確定をいたしました。鳥インフルエンザのまん延防止には初動対応が重要であります。先ほど、官房長官を長といたします関係閣僚会議を開催いたしたところであります。引き続き、政府一体となって迅速に対応いたしてまいります。以上です。