鳥インフルエンザ関係閣僚会議

 令和6年10月17日、林内閣官房長官は、総理大臣官邸で鳥インフルエンザ関係閣僚会議を開催しました。

 会議では、北海道の家きんにおける鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について議論が行われました。

 林官房長官は、冒頭、次のように述べました。

「昨日、北海道の家きん農場におきまして、北海道による簡易検査の結果、鳥インフルエンザと疑われる事例が確認されたため、総理から、鳥インフルエンザと考えられる家きんが確認された場合、農林水産省始め、関係各省が緊密に連携し、徹底した防疫措置を迅速に進めること、現場の情報をしっかり収集すること、家きん業者に対しまして、厳重な警戒を要請するとともに、予防措置について適切な指導・支援を行うこと、国民に対して正確な情報を迅速に伝えること、そうした指示があったところでございます。
 その後、PCR検査を実施した結果、本日、陽性であることが判明したことから、迅速かつ適切な防疫措置を始め、感染拡大防止に政府一丸となって取り組む必要がございます。
 鳥インフルエンザは、全世界的に発生が継続して確認されておりまして、我が国では、令和2年以降5シーズン連続の発生となりました。
 また、本事例は、これまでで最も早い時期の家きんにおける発生でございます。今後、全国でどこで発生してもおかしくない状況であります。
 養鶏農家に対する衛生管理の徹底等の発生予防措置について、改めて、全国の自治体等関係機関にも注意喚起をお願いするとともに、関係各省が緊密に連携して政府一丸となって感染拡大の防止のために、緊張感をもって万全の対応をお願いいたします。以上です。」

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