令和6年12月20日（金）午前

　おはようございます。閣議の概要について、申し上げます。一般案件等１８件、法律の公布、政令、人事が決定されました。大臣発言として、内閣総理大臣及び赤澤大臣から「『国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策』の実行について」、法務大臣から「『令和５年度再犯の防止等に関する施策』及び『令和６年版犯罪白書』について」、財務大臣から「令和６年度補正予算の成立に当たって」、総務大臣から「令和６年度補正予算の地方公共団体における迅速かつ適切な執行について」、「令和６年度特別交付税の１２月交付について」、「消費者物価指数について」、それぞれ御発言がありました。
　閣僚懇談会においては、国土交通大臣から「公共事業の円滑な施工確保について」、総務大臣から「地方公共団体における公共事業の円滑な施工確保について」、それぞれ御発言がありました。

　また、本日、原子力災害対策本部を持ち回りで開催し、全閣僚を構成員とする「福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた再生利用等推進会議」の設置を決定いたしました。その上で、先ほど第１回会合を開催いたしました。福島県内の除染によって生じた除去土壌等については、「中間貯蔵開始後３０年以内に福島県外での最終処分を完了するために必要な措置を講ずる」旨が、法律で定められています。この県外最終処分の実現に向けて、議長である林官房長官から各閣僚に対して、本閣僚会議の開催を通じて、再生利用等を推進するために、政府全体で必要な取組を進められるよう、御協力をお願いすると発言されたところです。

　さらに、本日、海上保安能力強化に関する関係閣僚会議を開催いたしました。本日の会議では、海上保安能力強化に関する方針に基づく対策の進捗状況と更なる取組の強化について確認しました。総理からは、関係省庁が一致団結し、総合力を持って日本の海の安全を守り抜くために全力を尽くすこととの御指示がありました。政府としては、国民の皆様が安全に安心して暮らすことができるよう、関係省庁が連携して、平和で美しく豊かな海を守り抜いていく所存です。詳細については海上保安庁へお尋ね願います。私（官房副長官）からは以上です。