令和6年8月6日（火）午前

　まず、私（官房長官）から１件ございます。８月３日から９日まで、コスタリカのチャベス大統領の名代として、ブルネル第一副大統領が来日をされております。ブルネル第一副大統領は、本日、広島市原爆死没者慰霊式及び平和祈念式に参列をされました。８日には、東京で、私（官房長官）が同第一副大統領との昼食会を実施する予定です。ブルネル副大統領による広島の訪問及び式典への参列は、原爆死没者を追悼するとともに、被爆の実相への理解を促進し、ひいては、「核兵器のない世界」を目指す国際的機運を盛り上げる上で、重要な意義があったと考えております。
　コスタリカは、自由、民主主義、人権、法の支配等の原則や価値を我が国と共有する重要なパートナーであります。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序が挑戦を受ける中、共に平和国家として、また、自由で公正な貿易の推進役として国際社会を主導してきた両国の連携が、かつてなく重要になっていると考えております。今般のブルネル副大統領の来日によりまして、明年、外交関係樹立９０周年の節目を迎える両国の連携を一層強化したいと思っております。私（官房長官）からは以上です。