令和6年1月5日(金)午前
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令和6年能登半島地震について(5)
最大震度7の令和6年能登半島地震により、多くの方々がお亡くなりになられております。改めて、今回の地震で亡くなられた方々に対し、御冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。
本日10時より、第4回非常災害対策本部会議を開催いたしました。各大臣から関係省庁の取組について報告がありまして、それを受けて総理から、諦めず、粘り強く、漏れない救助活動を行うこと、孤立集落や安否不明者の状況確認について、関係機関が自治体と連携して早急に行うこと、輸送ルートの回復に最善を尽くすことなどの指示があったところであります。引き続き自衛隊、警察、消防は、人命第一で救命・救助活動に全力を尽くしてまいります。
また、被災された多数の方々が避難生活を強いられています。被災者の手元に物資が届くように、引き続き政府を挙げて取り組んでまいります。避難生活を送っておられる皆様方におかれては、地震活動が続くことに加えて、天候の悪化も見られ、大変に不安であることと存じますが、土砂災害などにも十分注意をし、引き続き安全第一での行動をお願いいたします。
なお、現在、被災地への限られたルートに車両が殺到し、深刻な渋滞が発生しております。政府としても、被災者の手元に必要な物資が届けられるように全力で取り組んでいるところであります。石川県におかれては、支援物資の受入れについて、企業・団体からのまとまった規模の物資の提供を受け付けており、現地への直接の搬入は、交通渋滞等により救命活動等の妨げとなる場合があるため、くれぐれも御遠慮をいただきたいとされておられると承知しております。皆様の御理解と御協力をお願いをいたします。私(官房長官)からは以上です。