令和5年11月7日（火）午前

　閣議の概要について申し上げます。一般案件等１０件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、防衛大臣から「海賊対処行動に係る内閣総理大臣の承認等について」、総務大臣から「家計調査結果について」、それぞれ御発言があり、私（官房長官）から「令和５年度補正予算の編成について」、申し上げました。具体的には、１１月１０日に、令和５年度補正予算の概算閣議を予定している旨申し上げ、各閣僚の御理解と御協力をお願いいたしました。

　本日、閣議において、サディル・ジャパロフ・キルギス共和国大統領夫妻を１１月１７日から２０日までの間、公式実務訪問賓客として接遇することを了解しました。滞在中、天皇皇后両陛下は、ジャパロフ大統領及び同夫人と御会見なさるほか、宮中午餐を催される予定であります。また、岸田総理は、ジャパロフ大統領と会談し、岸田総理夫妻は晩餐会を催す予定であります。キルギスは親日国であり、昨年、外交樹立関係３０周年を迎えました。今般のジャパロフ大統領の訪日を通じ、両国の友好・協力関係が一段と深まることを期待します。

　本日、国家安全保障会議及び閣議におきまして、「海賊対処行動に係る内閣総理大臣の承認」、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する政府の取組の一部変更」及び「シナイ半島国際平和協力業務実施計画の変更」について、決定されました。これにより、それぞれの活動の期限が１年間延長されることになりました。我が国としては、引き続きこれらの活動を実施し、日本関係船舶の安全確保に取り組むとともに、国際社会の平和と安定に積極的に寄与してまいります。私（官房長官）からは以上です。