令和5年10月13日(金)午前
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閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件等2件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、農林水産大臣から「全国森林計画の策定について」、厚生労働大臣から「令和4年度我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況について」、総務大臣から「行政相談週間の実施について」、それぞれ御発言があり、私(官房長官)から「藤井聡太氏に対する内閣総理大臣顕彰の授与について」、申し上げました。
藤井聡太氏の内閣総理大臣顕彰の授与について
藤井聡太氏に対する内閣総理大臣顕彰の授与について申し上げます。岸田内閣総理大臣は文部科学大臣からの推薦を受けて、将棋棋士の藤井聡太氏に対し、内閣総理大臣顕彰を授与することを決定いたしました。藤井聡太氏は、日頃のたゆみない努力と精進によって、将棋界初の八冠制覇の偉業を成し遂げ、多くの国民に夢や希望を与えるとともに、伝統的な文化である将棋の普及・振興を通じ、我が国文化の向上・発展に貢献されました。その顕著な功績を讃(たた)えるものであります。なお、顕彰式は、11月中旬に総理大臣官邸において行う予定としております。
パレスチナ・ガザ地区の情勢を受けてイスラエル国からの邦人出国について
現下のパレスチナ・ガザ情勢を受け、テルアビブ(ベン・グリオン)空港を発着する商用便は、日本行きの直行便を含め、引き続き運航されているものの、航空会社は通常よりも運航便数を制限しており、航空便の運航を含めて情勢は非常に流動的です。このような状況の下、イスラエルに滞在されている在留邦人の皆様を対象に、同国からの出国に係る意向調査を行いました。その結果も踏まえて調整した結果、邦人の出国を支援し、その安全確保に万全を期す観点から、10月14日にテルアビブを出発するドバイ行きのチャーター機を手配することとしました。政府としては、11日にスポット情報を発出し、出国を希望する方は商用便が運航されている間の出国を検討するよう呼び掛けているところですが、現地の情勢は非常に流動的であり、この機会に改めて出国を希望する方については早期に出国いただくことを呼び掛けます。政府としては、今回のチャーター機の手配を始め、邦人の安全確保に万全を期すべく、引き続き適切に対応していきます。私(官房長官)からは以上です。