令和5年8月9日(水)午前
更新日:令和5年8月9日
内閣官房長官記者会見
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拉致問題に関する中学生サミットについて
8月10日、台風の影響により、一部地域からの参加は調整中でありますが、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、全国都道府県及び政令指定都市教育委員会から推薦された全国の中学生が参加して、拉致問題に関する中学生サミットを行う予定です。私(官房長官)も出席し、開会の挨拶を行う予定であります。拉致問題の解決のためには、国民が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現への強い意思を示すことが問題解決に向けた力強い後押しとなります。こうした観点から、政府としては、拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代への啓発を強化していきたいと考えています。
本年度から新たな取組として、中学生を対象とした本件サミットを開始することとしたものであります。この中学生サミットは、参加者が自ら拉致問題を主体的に考える機会を提供するとともに、都道府県及び政令都市の代表が交流することで、全国での多様な取組を一層促進することを目的としています。具体的には、中学生が集まり、拉致問題について学ぶとともに、拉致問題を同世代、家族、地域の人に自分事として考えてもらうためにはどうしたらよいかにつき議論を行い、発表してもらうことを予定しています。こうした取組を通じて、参加した中学生が拉致問題の啓発にかかる取組を支えるリーダーとなることを期待しています。今後とも若い世代を対象とした取組を含め、拉致問題の啓発活動に引き続き積極的に取り組んでいきます。私(官房長官)からは以上です。