令和5年7月7日(金)午前

更新日:令和5年7月7日 内閣官房長官記者会見

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閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件1件、条約の公布、政令、人事が決定されました。大臣発言として、後藤大臣から、「税制調査会答申「わが国税制の現状と課題-令和時代の構造変化と税制のあり方-」について」、総務大臣から、「家計調査結果について」、「河川の陸閘(りっこう)の管理・運営に関する調査の結果について」、岸田内閣総理大臣から、「海外出張不在中の臨時代理について」、それぞれ御発言がありました。

岸田総理のNATO首脳会合及び日EU定期首脳協議への出席について

 次に、岸田総理は7月11日から13日まで、リトアニアのビリニュス及びベルギーのブリュッセルを訪問し、リトアニアではNATO(北大西洋条約機構)首脳会合に、ベルギーでは日EU(欧州連合)定期首脳協議に出席します。岸田総理のNATO首脳会合出席は、昨年に続き、2回目となります。今回の会合では、ロシアによるウクライナ侵略を始めとする現下の厳しい国際安全保障環境を踏まえ、日NATO協力を一層具体化し、強化する重要性について発信する考えです。また、この機会を捉えて各国首脳とのバイ会談を実施し、インド太平洋情勢等に関する意見交換を行うとともに、各国との連携を確認する考えであります。また、日EU定期首脳協議では、価値や原則を共有するパートナーであるEUとの間で、日EU関係の更なる深化、特に経済安全保障を含む安全保障、デジタルを含む経済分野、気候変動対策等のグローバルな課題における連携を強化するとともに、ロシアによるウクライナ侵略やインド太平洋情勢等への対応における連携を確認する考えであります。
 今回の訪問を通じて、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分との認識の下、NATO及びEUのインド太平洋地域への関与強化を改めて確認するとともに、G7広島サミットの成果も踏まえ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けた同志国との連携を、一層強固なものとする考えであります。私(官房長官)からは以上です。

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